投稿日:2026年9月16日
納得の最終回。前回、最終回はイマイチな事が多いなどと愚痴ったの許してください。
脚本の生方美久氏はネットの記事の言葉を借りれば『人物の心象描写で魅せていたこれまでの力に加え、ストーリー展開の手腕が加わり、天下無双』(いや、言葉はこれと違うと思うけどそんな様な事)。
私も完全に同意。 ただこのドラマの展開とは、例えると、敵を倒すために山で幾多の修行を乗り越えていざ敵に挑むと、敵は敵でめっちゃ怒りパワー溜めててヤバイ、みたいなことではない。いざ敵に挑むと、敵はコスプレをやめ、本当は隣国の王女だった、みたいな。
(笑 いや、違うな、違う気がするゴメン)
つまりです、私が言いたいのは、これまでの秘密扱う系ドラマでは、途中至る所に伏線があり、視聴者はそれを拾って『犯人はあいつだ!』とか、『この人物の性格でここでこれだといずれこうなるに違いない』とか、予測をしながら、SNSで他の人の考察とか読みながら、ワイワイ回答を待ち続けるというのが主流だったと思う。
そこへきてこのドラマ。 突如として手拭い巻いたイノッチ出た。誰も予測しなかった離婚回数。伏線どこ行った?あったのか?いや、私の頭脳では見つけられなかった。
という事で、これはドラマ慣れしてあらゆる伏線をあざとく見つけ、SNS上ではこれから放送しようとしてた正解がどしどし書かれておる、という状況を避ける最強の展開方法、名付けて『伏線節約方式』! もうね、面倒くさい伏線に時間を割くより、あっ!と驚くわけですから、上手な作り方をすれば非常に効果的。この突然の『あ!』を不自然にみせない脚本家の力量が問われるわけですが、生方氏のこの方式、他の人のドラマにも派生していくのか、楽しみなところ。
| 公開 | 2026年 |
| 脚本 | 生方美久 |