投稿日:2024年7月28日
以前、主題歌は語るI(当時IIを想定していなかったけど)で、髭ダンが主題歌なのは間違いがない、という様な事を書いたけど、ここへきて、「主題歌の住み分け」があったなと。
恋愛ものは髭ダン、ヒューマンものはあいみょんが盛り上げる。
大抵ドラマには両方の要素が入っているけれど、恋愛感情に重点を置いたものを髭ダンが高音ボイスで盛り上げ、ヒューマンものの切なさをあいみょんが絞り出す。
力の入ったドラマです!という宣言ともとれるし、実際このドラマは非常に丁寧に作られた作品だと感じる。
毎日記憶が無くなるという状況、私なら気力を失わずに生きていくだけで精一杯だろう。不安しかない毎日でさらに人の命にかかわる仕事を全うするには、どれだけの精神力が必要なことか。ミヤビ(杉咲花)はふわっとした話し方をするので人に安心感を与えるが、本人の心の中でどれだけ恐怖や葛藤が渦巻いているか、とか考えるのは心配性過ぎか。
このドラマの何が良いか、それは三瓶先生(若葉竜也)がミヤビが大大大好きなところである。明かされた二人の歴史とかそういうの、良いんだけど、三瓶先生が今ただひたすら、物凄くミヤビを大切に思っていて、その想いの強さが感動点。
人は自分が関わっていないところでも人と人が想い合うところを見ると幸せホルモン出るのである。
公開 | 2024年 |
原作 | 子鹿ゆずる/漫画:大槻閑人「アンメット-ある脳外科医の日記-」 |
脚本 | 篠﨑 絵里子 |