【ネタバレ注意】
投稿日:2024年12月21日
ここで描かれている神々は人の体に宿る永遠の魂だ。
必然的に人から産まれ(永遠の輪廻)人に育てられ、神としての責務を果たしながら人としての一生も全うする。子供時代に人間である生みの親から虐待を受ける神様がいたり、大人になっても人間に裏切られ、傷つけられもする。神々の中では『人間に裏切られ続け、それでも信じて良いのか』という命題が何度も出てくる。
そんな中、全領域異常解決室の立ち位置は揺るがない。人間の愚かさを、それぞれの人生がそれぞれの選択によって全うされるのをひたすら見届ける。ただ、怒った神々や人間以外のもののけがそこに干渉することを阻止し、人間の『邪魔』をしないように尽力することを使命とする。
運命論ではなく、自分の選択は自分でしなさい、と言われたような。
元気出るからお正月にネトフリでもう一度一気見しようかなん。