投稿日:2023年10月2日
ヒロインとその友人達が語らなかった10年前の秘密が全て(多分)明らかになった後、このドラマは後半部分でその秘密を追っていた側の作家公文竜炎(溝端淳平)の秘密へと焦点が移った。
常人ならぬ空気をまとった公文にはやはり尋常じゃない事情があったのだ。
これまで盗聴(非合法!)までされてその足取りを白日の下にさらされたヒロイン黒目すい(飯豊まりえ)は今度は自分が公文の秘密を解き明かす役にまわる。
覗き見趣味という批判は二人の動機が相手を思いやっての事だという流れでかわされる、左へ。
秘密って、多分だけど、心理学的に、本人の心に負担になっている重さの分だけその本人を内側から蝕んでいくものなのだろう。 だから心理カウンセラーは意識下や無意識下の思いを本人に語らせるという作業で治療を行うんだろう。 公文とすいはお互いにカウンセラーのような役割を務めていく。