投稿日: 2023年1月19日
フリーター、家を買う。の橋部敦子氏によるオリジナル脚本。
親(望月航 : 橋爪功)子(望月星太郎 : 高橋一生)の掛け合いに昭和の江戸っ子の様なリズムがあって楽しい。 何気ない日常の会話がびっくりする程見事に再現されていて、職人技か⁈と。
2人の暮らしに突然の終りが来た時に残された星太郎は喪失感を処理できない。
悲しみを処理しきれない演技は一生様の真骨頂だと思う。凄くリアルなのに、えっそんなに?と思わせる劇場的な表現が混じって、見応え抜群なのだ。
航は幽霊になって戻って来て息子の新しい一歩を応援する。あの世で息子が心配になったのか、最後に残した言葉と関係があるのか。
第一話の私のツボは、航が通学中の小学生たちに放つ景気付け?だ。「何で下なんて向いて歩いてるんだよ、金なんか落ちてねーぞ!」何故か繰り返し聞きたい様な気がしてしまう。うふふ