後期高齢者の乱「一橋桐子の犯罪日記」第1話

生き残りをかけた戦い?

投稿日:2022年10月12日

天涯孤独かつ生活苦の老人が残りの人生を安泰に過ごすために頑張って刑務所に入ろうとする物語。

景気が良くて、若い女性の前髪が宙に裏返っていた昔、踊る捜査線というドラマがヒットしたが、劇中、ホームレスの老人たちがゾロゾロと年末年始を刑務所で過ごしたいと警察署に集まっていた。 今はホームレス手前の老人も生きる道はそれしかないと犯罪(『あまり人に迷惑かけないやつ』希望)に手を染める時代か、と暗澹たる気持ちで観始めた。

でも主人公桐子は松坂慶子さんなのである。
これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛
と美しいあみタイツ姿で昭和歌謡を席巻しておいて、本人は「レオタード着ろって言われたから着たのよ」ってほんわかしていた(か、どうかは知らんけどそんな気がする)、推定天然の松坂慶子さん。


偽札作ろうとしてコンビニのコピー機使っちゃう松坂慶子さん、もとい桐子は、万引きで捕まったことのあるスーパーの店員に『あきらめないで頑張れ』的な叱咤激励を受ける。
え??そっち??方向そっちであってる???
という全方向からのツッコミ待ちである。