投稿日:2022年12月13日
前回7話でアサヒくん(高橋海人)が漆畑澄人としての記憶を取り戻した事で、周囲が本人の身元を隠す必要が無くなり、私の好きな無理矢理の『ギリ身バレしなかったラッキー🧡事件』がみられなくなるかと危惧してみ始めた第8話。(あっ、バレる、という場面で不思議な状況になって回避する。頭にオウムとまったり、身元を伝えにきた女性を目前にして、恵方巻き食べてるから口きけません、とかwwww そのあり得なさ具合がツボり過ぎる、クセになる)
しかーし!その心配は三宅くん演じる榎田要が払拭してくれた。 この、人の話一切聞かないオレ様キャラは、澄人の憂いや迷いに全くお構いなしで「その感じも悪くない!」と一刀両断。 そして要が渉(田中みな実)と別れてから暮らしていた女性の事に澄人がツッコミを入れそうになると、何と、澄人の思考を映した画面をビリビリっ!と破いてぬっ、と顔を出すという荒技を披露。 三宅くん、特別出演ありがとう!
この、近年少なくなってきた『ちょっと無理があるよね設定』(もう一度漆畑澄人レベルのデザインを出さないとコンペ失格って、澄人の許可を取って前のデザインは漆畑澄人でした、って言うのが1番簡単だよね?とか)がある種の懐かしさと共に全体にいい感じの風味を加えている。
トリよ、どんどん頭にとまれ!恵方巻よ、どんどん長くなれ!
最後に、このドラマのスタイリストさんにひとこと、各キャラクターが非常に上手く表現されている衣装が素晴らしい! 仕事に生真面目だがちょっとイケてないかしこの仕事着、でもキュンとするシーンにはちゃんと可愛い服、家庭的な渉の服、アサヒの時は癒し満載だが澄人になるとカッコよさ満点の海人くん、いい仕事してます!